無料でダウンロードできる!教育支援実践資料リンク集(保護者・教員向け)
教育支援実践例についてまとめてある資料についてリンクをまとめてみました。
- 特別支援学級だけでなく、通常の学級でも参考になりそうな資料
- 平成20年以降に刊行されている
- 個人的にこれは使えそう!と思った
この三つの観点から選び、活用できそうな資料のリンクを貼りました。
< >の中に入っているリンクをクリックすると資料のページへ飛びます。
自治体編
ここでは以下二つの観点でまとめました。(リンククリックで飛びます)
・学級経営
・LD特化
学級経営
特別支援教育の知恵袋実技編(滋賀県)
<ダウンロード>
ユニバーサルデザインを取り入れた学級経営方法について書かれています。
自己肯定感を育てる特別支援教育(滋賀県)
<ダウンロード>
若手の先生向けの研修に使われそうな感じの資料です。具体例に対してどう対応するかワークシート形式で書き込めるようになっており、分かりやすいです。
記入例はコチラ ↓
<ダウンロード>
特別な支援を必要とする子どものための授業支援ガイドブック(山梨県)
<ダウンロード>
サポートノートや就学支援シートなど、コンテンツが充実しています。
高等学校における授業のアクセシブル・デザイン(宮崎県)
< ダウンロード>
アクセシブルデザインとは
これまでのバリアフリー(障害を取り除く設計)、ユニバーサルデザイン(すべての人が利用できる設計)から一歩進み、障害のある人もない人も、高齢者もそうでない人も、ともに使いやすい「共用のデザイン」(アクセシブルデザイン)という考え方
適度なページ数で写真がふんだんに使われているため、分かりやすいと思います。
発達障がいのある中・高校生への学習支援(福岡市)
<ダウンロード>
6ページ目にセンター試験で行える配慮について簡潔にまとめてあります。
特別な支援を必要とする子どものための実践ヒント集(岡山県)
<ダウンロード>
こういった子どもがいた場合どうすれば良いか?について書かれています。カラーファイルにスリットを入れたり、透明アクリル板に見本を書いたりすることで、読みやすく、見やすくするというところが面白いと思いました。
LDってなんだろう?学習障害理解の手引(京都市)
<ダウンロード>
「LDってなんだろう?」というタイトルですが、どちらかというと全体的な学級経営のマネジメントについて書かれていると感じたためコチラに入れました。「こんな工夫はいかがでしょう?」を枕詞に、詳細な支援の提案をしてくれています。
ちょっと気になるあの子へのアプローチ(神奈川県)
<ダウンロード>
幼稚園・保育園の先生向けに特化したパンフレットです。児童のタイプ、それに応じた指導の方法や、各専門家のレポートが掲載されています。
平成26年3月に作成ということで、情報も比較的新しいです。
通常の学級で行う特別な支援の在り方―授業や学級経営の中で行う特別支援教育―(宇都宮市)
<ダウンロード>
教科指導や生活指導について、各項目ごとにQ&A方式でまとめられています。特に、「アルファベットを書くことが苦手な子」、「算数の文章題が苦手な子」のQ&Aが大変参考になりました。
元ページ:第2次宇都宮市特別支援教育基本計画 - 宇都宮市教育センター
学び方の違いに寄り添うためにー通常の学級における支援の工夫ー(徳島県)
<ダウンロード>
通常学級で行える様々な実践事例が提示されています。事例9「地図を読み取ることがむずかしい~地図を単純化する~」、事例12「ものさしやコンパスがうまく使えない~道具の工夫~」が特にオススメです。
LD特化
通常学級で行う教科指導 何から始めるの?特別支援教育(三重県)
<ダウンロード>
国語と算数の誤り分析とアセスメント方法が丁寧に書かれている点で、行政が作成した中でも貴重な資料だと思います。
普段のワーク、プリント、テストの解答から、その子どものどの発達に凸凹があるのか確かめ、達成目標を設定してから支援を行うという重要なプロセスが、実践例を元に分かりやすく書かれているため、参考にしやすいと思われます。
読める!書ける!~すべての子どもが楽に読み書きを学ぶために(京都府)
<ダウンロード>
視覚・聴覚・感覚等、各分野の専門家が書いたレポートが載っており、大変興味深い資料です。
個人的には28ページの「タイプ別(「視覚系の課題」「聴覚系の課題」「感覚と運動の課題」)読み書き困難の具体像(典型例)と原因・背景」の表が綺麗にまとめられていて、特に参考になりました。
特別支援教育の知恵袋 書字編(滋賀県)
<ダウンロード>
特にオススメの資料の一つです。
書字を行うために何が必要か、苦手な所をどのようにトレーニングしたら良いか、簡潔に書かれています。
すぐにトレーニングを実践できる「かっくんプリント」やひらがな聴写のアセスメントを行える「ひらがなチェック」も無料でダウンロードできます。
「かっくんプリント」や「ひらがなチェック」はココ ↓ からダウンロードできます
平成26年度 特別支援教育に関する研究【1】 研究成果物 | 滋賀県総合教育センター
鹿児島県総合教育センターのPDF(鹿児島県)
気になる状態像と対応 Q&A
< 鹿児島県総合教育センター通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする子どものページ>
※ページの下付近に一覧表があります。
Q1~Q20まであります。対応例について要点が上手くまとめられていると思います。
特別支援教育 指導資料
<鹿児島県総合教育センター指導資料(特別支援教育)のページ>
個人的には、
漢字の読み書きにつまずきのある児童生徒への指導・支援Ⅰ
<ダウンロード>
認知の特性に応じた漢字の読み書きに関する指導・支援の在り方
<ダウンロード>
が特に参考になりました。
はじめての文字学習~読み書きが苦手なのには訳がある~(長野県)
<ダウンロード>
幼保小向け。どこに困難さがあるか確認するための、(主に)ひらがなの誤り分析について丁寧に解説されています。実例を挙げつつ、写真付きで分かりやすいです。
※<長野県総合教育センター>の教育情報のタブ→生徒指導・特別支援教育→生徒指導・特別支援教育index→「特別支援教育」の校内研修・研修用資料→通常学級における文字学習入門期の丁寧な指導・支援を目指して (一番下)にあります。
余談 滋賀県の研究成果物について
滋賀県が毎年発表している研究紀要は参考になるところが多く、本当に助かっています。ただ、滋賀県教育センターのホームページに掲載されているものは、現在公開されているものでも、滋賀県の教職員のみの限定公開になってしまうときがありますのでダウンロードはお早めに。
IDなしで現在ダウンロードできる資料については ↓ にまとめられています。
<ダウンロード>
※平成24~26年の研究成果物の見たいページに飛んだ後、一番下の関連情報にある「研究成果物」のリンクをクリックするとダウンロードページに飛べます。
個人・団体編
ここでは以下二つの観点でまとめました。(リンククリックで飛びます)
・療育
・LD特化
療育
楽々かあさん
「声かけ変換表」や「対応例カード」等、参考になる資料や教材が多く掲載されています。
えじそんくらぶ
1-3-0.AD/HDの冊子無料ダウンロード / えじそんくらぶはAD/HDを持つ人たち、そして共に悩む家族・教師を応援します - NPO法人えじそんくらぶ
発達障害とは何か?基本的な理解やそれに関する用語を学ぶときに活用できそうです。
LD特化
書けない子への指導チャート、読めない子への指導チャート(学び支援の会)
3-3 読めない書けない子への指導チャート - 学び支援の会
どのような子どもの場合、どのように指導すれば良いのか、チャート式になっているため、見やすいと思います。大まかな方針を立てる際に役立ちそうです。
研修参加レポート(アットスクール)
「子どもの読み書きの誤りからつまづきの背景を考える~読み書きの評価の分析」
<ダウンロード>
「 算数での子どもの誤り分析 ~誤り分析から子どもの学び方の違いを考える~ 」
<ダウンロード>
大阪医科大学 LD センターが主催した研修内容がまとめられています。特に「読み書きの評価の分析」が参考になりました。
今のところは以上です。
気になった資料がありましたら、是非活用してみてはいかがでしょうか?
ここに書いていない資料で(できたら平成20年以降のもので)他にもオススメの資料等ありましたら、コメントでお知らせ下さい。